くにまりです。
Python版のMusicbotが1.9.8にアップデートされ、導入方法が一部変更されました。そこで、従来の方法ではgitをシステム環境変数で通していないとエラーが出るようになってしまいました。
ここでは、その対処方法をご紹介します。
環境変数の設定をする
まずはgitをインストールしている前提で進めます。gitをまだインストールしていない方は、元記事で3ページ目の手順9まで進めてください。
このupdate.bat実行時に上記画像のようなエラー(Couldn’t use Git on the CLI. You will need to run ‘git pull’ yourself.)が出るようでしたら、以下の手順をお試しください。
1. システムの詳細設定を開く
まずは画面左下のスタートボタンを右クリックし、「システム」を開きます。
バージョン情報画面が出てくるので、右側にある「システム情報」をクリックします。
システムの詳細情報が表示されます。この左側にある「システムの詳細設定」をクリックします。
2. 環境変数を編集
「システムのプロパティ」画面が出てきます。その中の「環境変数」をクリックします。
環境変数ウィンドウが開きます。その中の「システム環境変数」のほうの「Path」を選択し、「編集」をクリックします。
ユーザー環境変数ではないので注意してください!
今現在のシステム環境変数一覧が表示されます。右側にある「新規」をクリックします。
すると、一番下の欄が入力できる状態になるので、以下をコピペします。
C:\Program Files\Git\cmd
入力したらEnterを押し、確定させます。ちゃんと入力できていることを確認し、OKを押して閉じてください。
あとはすべてOKを押して閉じてください。
実際に使えるか試してみる
これで環境変数は通ったはずなので、実際に使えるか試してみましょう。
スタートボタンを右クリックし、「コマンドプロンプト(管理者)」をクリックします。
おなじみのコマンドプロンプト画面が出てきます。ここで「git」と半角英字で入力し、Enterを押してください。
このように、ずらずらずらと大量に出てきたらOKです。
これでgitを環境変数に通す設定は終了です。あとは元記事の3ページ目から、updateするところからもう一度試してみてください。